関西支部シニア会:履歴(過去の行事の案内・報告)
日本機械学会関西支部 2012.7.11公開


関西支部シニア会 第1回 機械・産業遺産ツア-報告


 
日時 2012年5月31日(木) 14:00-18:30
見学先 京都大学総合博物館
 
31名の参加者を集めて次の通り実施された。
Ⅰ. 14時-15時 京都大学総合博物館自由見学
Ⅱ. 15時-16時 塩瀬隆之准教授による講演
  演題「「機械遺産は現代の工学教育にどう活きるか」
  京都大学博物館を開館する際、機械教室に眠っていた機械遺産を探し出した博物館開館秘話から現在の博物館の状況についての概説があった。そして現代の工学教育がネット依存を強めており、レポートも自分の言葉ではなくホームページの文章の貼り付けに終始している現状と、実物展示している博物館が教育に果たす役割について話された。 
Ⅲ. 16時-16時半 技術史コーナー特別ガイド
  貴重な機械遺産を収蔵している資料庫を案内いただき、日本初のX線装置や工作機械について解説いただいた。 
懇親会. 17時-18時半 京都大学正門前 カフェレストラン「カンフォ-ラ」にて
22名の参加があり、新規入会者の紹介など懇親を深めることができた。
 
 
   当日の模様  
 
塩瀬准教授による館内「ミュ-ズラボ」
における講演会
  資料庫で日本初のX線真空管の説明
     
 
機械関係資料の収蔵棚   1940年代の平削り盤の説明