講習会:履歴(過去の案内)
日本機械学会関西支部 2016.10.3公開


第347回講習会
「実務者のための機械加工・計測と
マルチマテリアル接合技術
~基礎理論から最新技術の動向まで~」


 
印刷用パンフレット(PDF)
 
協 賛 精密工学会関西支部,砥粒加工学会,溶接学会関西支部,日本塑性加工学会関西支部,プラスチック成形加工学会,日本接着学会,日本材料学会関西支部,日本金属学会関西支部,日本複合材料学会,高分子学会関西支部,炭素材料学会,日本材料強度学会,計測自動制御学会関西支部,自動車技術会関西支部,日本航空宇宙学会関西支部,日本船舶海洋工学会関西支部,日本工作機械工業会,日本工作機器工業会,研削砥石工業会,ダイヤモンド工業会,大阪府溶接技術協会,日本鉄鋼協会関西支部,強化プラスチック協会,日本セラミックス協会,京都工業会,兵庫工業会,滋賀経済産業協会,奈良経済産業協会,大阪科学技術センター,日本技術士会近畿本部
日 時
2016年12月 1日(木) 9:00~17:00
2日(金) 9:00~17:00
会 場 大阪科学技術センター 8階 中ホール
〔大阪市西区靱本町1-8-4/電話(06)6443-5324/地下鉄四つ橋線「本町」駅下車 28号出口北へ400m〕
趣 旨 機械加工は,民生機器から輸送・産業機械までモノづくりを支える基盤技術であり,高品質・高能率化の要求に応えるべく日々改良・革新を重ねています.本講習会では,その基本である切削・研削・研磨加工と計測技術を取り上げ,基礎理論から加工機・工具・計測機器の最新動向まで幅広く学びます.加えて,昨今の輸送機械の軽量化に注目し,特殊鋼鈑・軽金属材料・CFRPなどマルチマテリアルの接合について,溶接の基礎から接合技術の最前線まで紹介します.製造・生産技術系新人社員の教育に,また品質向上・工程設計・部品軽量化など機械加工に関わる課題の解決に,ご活用いただけるものと期待します.
キーワード 切削理論,機械加工,切削加工,研削加工,研磨加工,バフ研磨加工,砥粒加工,溶接加工,接合技術,工作機械,研削盤,研磨盤,切削工具,研削砥石,研磨パッド,研磨剤,難削材,マルチマテリアル,加工計測,精度,トレーサビリティ,不確かさ
題目・内容・講師
時間 題目 内容 講師
第1日目:12月1日(木)
  9:00~10:20 切削加工の基礎-切削理論,工具寿命方程式から加工現象を理解する 加工現象を理解して加工効率や加工精度の向上,加工コストの削減を考えるヒントとして,2次元切削モデルによる切削理論やテイラーの工具寿命方程式を紹介する. 神戸大学
教授
白瀬 敬一
10:30~11:30 最新の工作機械と先端加工技術の紹介 益々,加速するグローバル化に対して日本の製造業が生き残るためには,より高い生産性・付加価値を提供出来る工作機械及び周辺技術が重要である.ここではDMG森精機㈱が提案するテクノロジーサイクルの紹介から,5軸・複合加工機及びレーザ・超音波加工機,そして,アディティブマニュファクチャリング(AM)まで,最新の工作機械と加工事例を中心に紹介する. DMG森精機(株)
執行役員
大岩 一彦
11:30~12:30 加工改善提案の考え方と難削材(インコネル・チタン・SUS)加工事例 従来の加工方法からコスト削減につなげる加工改善提案を中心に事例を交え紹介する.また難削材加工における最新切削工具を紹介する. 三菱日立ツール(株)
主任技師
城戸 好信
 
13:30~14:50 研削加工の基礎と加工現象解明の方法 研削加工の基礎理論について解説し,併せて研削加工を評価改善するために不可欠な研削プロセスの情報に基づいた研削現象解明の方法を紹介する. 岡山大学
教授
大橋 一仁
15:00~16:00 研削砥石の基礎と新しい研削工具の紹介 研削砥石の基礎とその使用技術,及び,新しい研削工具による高能率・高品位加工の両立について紹介する. (株)ノリタケカンパニーリミテド
技師
大塚 新治
16:00~17:00 高精度を創り出す円筒研削盤の要素技術 高精度な運動精度を実現する動圧・静圧軸受の特徴と適用事例および高機能化による多工程研削,ポリゴン研削などを紹介し,直接定寸研削と間接定寸研削の寸法誤差最小化技術にも言及する. (株)シギヤ精機製作所
技術参与
山本 優
第2日目:12月2日(金)
  9:00~10:20 研磨加工の基礎と応用 おもに初学者や新人の方を対象に,研磨加工の基礎知識を系統だって解説し,あわせて高精度研磨を実現するための有効な基本的アプローチ法を具体的に紹介する. 大阪大学
教授
榎本 俊之
10:30~11:30 バフ研磨加工の基礎と最新動向 バフ研磨加工は,古くからある簡易的かつ効率的な表面仕上げ法である.様々な形状や材質のバフおよびバフ研磨材を適切に選定するために必要となる基本的な理論,およびそれらによる加工事例と最新動向を紹介する. 関西大学
名誉教授
北嶋 弘一
11:30~12:20 アーク溶接の基礎と接合技術/ろう付の基礎と接合技術 産業機械には様々な金属材料が用いられており,接合方法の一つとして,母材を溶融して接合するアーク溶接と母材をほとんど溶かすことなく接合できるろう付がある.それぞれ利点や欠点は異なる為,基礎技術や同種材,異材の接合事例を交えて紹介する. ナイス(株)
松本 孝平,
樽磨 直希
 
13:20~14:40 自動車の軽量化を支える溶接・接合技術 自動車の軽量化に向けて,超ハイテン材やアルミ・マグネ材,CFRPなどの材料開発とともに、これらの材料を組合せたマルチマテリアル構造の研究開発が進められている.本講ではマルチマテリアル化に向けた溶接・接合技術の最前線を紹介する. 大阪大学
名誉教授
平田 好則
14:50~16:10 加工計測学の基礎 加工計測学を体系的に理解することを目的とする.メトロロジー,トレーサビリティ,不確かさなどの基礎理論を概説し,さらに加工計測に基づいた加工精度評価,品質評価の基本的な考え方から最新動向までを講述する. 大阪大学
教授
高谷 裕浩
16:10~17:00 生産工程内での機内計測の役割 生産現場での加工設備機で,BLUMの提案する機内計測機器が工程内でどのような役割を担うことが出来るか,デジログスキャニングプローブを中心に紹介する. ブルームノボテスト(株)

森本 靖久
 
定 員 100名
申込締切 2016年11月22日(火)(締切後でも定員に余裕があれば受け付けますのでお問合せ下さい)
聴講料

〔2日間の参加の場合〕
会員 30,000円(大学,官公庁関係15,000円,学生員4,000円)
会員外 50,000円(会員外学生8,000円)
〔1日のみの参加の場合〕
会員 20,000円(大学,官公庁関係10,000円,学生員4,000円)
会員外 30,000円(会員外学生8,000円)
※学生は参加日数にかかわらず同一料金です.

申込方法 受付を終了しました.
◎ 本講習会はこちら 【申込書】より申込みが出来ますので,ご利用下さい.

郵送,FAXまたはE-mailの場合は「関西支部第347回講習会申込」と題記し,(1)氏名・会員資格,(2)勤務先・所属部課名・住所,(3)通信先,(4)所属学協会名,(5)送金方法・送金額(内訳)・送金予定日および請求書の要・不要を明記のうえ,関西支部宛お申し込み下さい.聴講料は後日送付する請求書に記載の銀行口座または郵便振替口座宛ご送金下さい.現金書留または当日支払いも受け付けます.

申込先 一般社団法人日本機械学会関西支部
   〒550-0004 大阪市西区靱本町1-8-4 大阪科学技術センタービル内
   TEL:06-6443-2073 FAX:06-6443-6049 E-mail:info@kansai.jsme.or.jp
その他 (1)申し込み受付後,聴講券をお送りしますので両日とも必ずご持参下さい.
(2)協賛学協会員の方も本会会員と同様にお取り扱い致します.
(3)受講をキャンセルされる場合は2日前までにご連絡願います.2日前までにご連絡のない場合は聴講料をお支払いいただきます.

※お申込みの際にご提供いただいた個人情報は,当該行事の運営業務のために利用するほか,当支部が主催する講習会・セミナーのご案内のために利用させていただきます.今後のご案内が不要の場合はお知らせください.

※CPDポイント登録制度を2014年12月末日を以て廃止することといたしました..
  参考: 本会でのCPDポイント登録制度取り止めのお知らせ (日本機械学会 本部Webサイト)