関西支部シニア会
2019.5.8更新
関西支部シニア会 「親と子の理科工作教室」の近況
2019年5月
教室代表:谷口 邁
 
 昨今若者の理科離れの傾向があり、日本の科学技術の発展に影響が出ることが懸念されています。日本機械学会関西支部シニア会としては、この傾向に歯止めをかけ子供達が理科に興味を持ち、将来の進路を科学技術の分野に向けて欲しいとの願いから、2008年に開始したこの活動は以来11年が経ちました。この間京阪神地域の参加児童数の累計はこの3月末現在で5,600名を超えました。各年度の実績を表1に示します。また、報告1は昨年3月の機械学会誌に掲載された「おもしろイベント報告」であり、活動の歩みと教室内容を紹介しています。

 本年度も各地方自治体の教育センターや小学校、地域の児童館や公民館、関係する団体と連携して教室の実施計画を立てました。日程表を表2に示します。プログラムや申込要領は詳細内容が決まり次第順次追記していきます。特筆すべき教室としては、同表中トップの「自然に学ぶ500系新幹線の開発」レクチャー教室では、国外TV会社からの取材を受けることになっています。

 教室メンバーが創作したオリジナルな動く遊戯物や模型を工作しながら、子供達が「ものづくり」の楽しさを体験すると共に、理科が社会でいかに役立っているかを学習することで理科への関心を促しています。現在、教室で実施する事の出来るテーマは30テーマあり、その概要については表3をご参照下さい。なお、今年度中に新規テーマを追記して見直しをする予定です。

 他方、学会本部が推進する小学生から高校生を対象にした「ジュニア会友」制度による入会者は関西支部として220名の登録があり、2015年度からはジュニア会友のための教室を新たに開催しておりますが、入会者年齢が中学生の方にシフトしており今年度も中学生をも対象にした教室開催を予定しています。引き続きジュニア会友入会制度を紹介し、理科好き小学生の育成を図ります。

 さらに、大阪市においては、理科の授業を補完する「特別授業」に2テーマをエントリーしており、授業単元に合わせて講師を派遣して体験学習を行なっています。参加児童や先生からは通常の授業では経験できない素晴らしい時間も持てたと大変感謝されています。

 今後とも子供達と楽しい時間を持ちながら理科好きな子供達を育む教室の発展に努めますので、暖かいご理解とご支援をよろしくお願い申し上げます。

理科工作教室実績表(表1.PDF)
理科工作教室日程表(表2) 随時更新
理科工作教室テーマの概要(表3.PDF) 
おもしろイベント報告(日本機械学会誌121巻,1192号より抜粋)(報告1.PDF)